昭和38年(1963)4月には内外から多数の参加者を得て、第二回の世界大会を開催した。これを機会にブックマン博士の死後、世界のMRA活動を指導することとなったピーター・ハワード氏が来日し、早稲田大学の「小野梓講堂」で「共産主義を越えて革命へ」と題して講演を行った。「60年安保」の後遺症が色濃く残っている中で、精神的改革を前提とした世界再造への道筋を示す先見的な講演で、当時アジアセンターの大会に参加していた学生達が、そのテーマを軸とする音楽劇「共産主義を越えて革命へ」(原作・木村吉紀)を書き、アジアセンターの施設を利用して演出、制作を進めた。

前列中央は鳩山薫子夫人
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大会風景
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この劇は6月大和證券ホール(東京)での公演を皮切りに、九州、四国、山陰、近畿、東海、関東、北海道など、各都市の劇場や大学、各地の自衛隊駐屯地での上演が続いた。東京から北海道への移動には自衛隊の輸送機が提供され、厳寒の中を全道の自衛隊基地の大半で上演した。この間同年11月から2ケ月間はインド各地を巡演するなど大きな成果をあげた。

早稲田大学で講演する ピーター・ハワード
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ピーター・ハワード
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講演録
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「共産主義を越えて革命へ」 劇中一場面
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プログラム
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インドでは「ルビコン川を渡って」 と改称して上演
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