各地の高校生を対象とする活動のひろがり

昭和39年(1964)には、札幌での「共産主義を越えて革命へ」の公演に触発された香蘭女子高校を中心とする高校生のグループが、彼ら自身の体験をベースに「光は北方から」、翌年には「北極星」という二つの音楽劇を制作し、全道各地はもとより小田原、東京でも上演した。一方当時北海道大学の学生で、過激な行動を指向していた木本長(つかさ)の原作による劇「明日では遅すぎる」が生まれ、日本におけるMRA活動も、演劇映画を多用して普及に努めるようになった。なお「北極星」は札幌テレビで全道に放映された。地元小田原でも高校生による「十代の爆発」という劇が作られた。


北海道のパレード 拡大

「光は北方から」の一場面 拡大

「十代の爆発」小田原の高校生 拡大

マキノに到着した一行 拡大

アメリカを旅行する一行 拡大

西バージニア州議事堂訪問の一行 拡大
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昭和40年(1965)夏にはこれらの劇を中心とする高校生(18名)、大学生(25名)に韓国の大学生8名が加わって、約100名の代表がマキノ島の世界大会に参加した。「北極星」はマキノやチャールストン、サンタフェなどで上演され好評を博した。「明日では遅すぎる」はマキノで映画が制作された。

 

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