東南アジア諸国との知的交流(イースト・ウェスト・セミナー−EWS)

アジアセンターの収支改善に伴い、昭和45年(1970)以降は、アジア各国との交流の強化に努めた。昭和46年(1971)には東南アジアとの知的交流を主たる目的として「イースト・ウェスト・セミナー」を発足させ、昭和48年(1973)にはタイをはじめ東南アジア各国で日貨排斥運動が拡大しつつある状況に鑑み、バンコクのチュラロンコン大学との共同主催で「世界の中のアジア」というテーマで、国際セミナーを開き、結果を「東南アジアの日本批判」(サイマル出版会)という本にまとめた。また昭和50年(1975)には、同じくチュラロンコン大学で、アセアンの問題に関するシンポジウムを開き、結果はテキサス大学出版部による「アセアン―変わりゆく世界における問題と可能性」という報告書に結実した。


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バンコクでのセミナー報告書(表紙) 拡大

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東南アジアとの関係はその後更に発展し、昭和52年(1977)には「日本を見つめる東南アジア」、昭和54年(1979)には「真実のインドネシア」、昭和56年(1981)には「東南アジア5つの国」を出版する一方、昭和53年(1978)以降、日本国際交流センター(JCIE)との共同主催により「アジア・ダイアローグ」シンポジウムを数年間継続して開催、昭和54年(1979)以降は、同じくJCIEとの共催で、「日本・タイ国セミナー」を数回に亘って開催した。


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