相馬野馬追レポート

                            2012年9月3日

 福島で「涙を超えて」を歌おうをキャッチフレーズに昨年からOCAが準備をしてきた東日本大震災復興支援プログラムです。千年以上の歴史のあるの福島県の伝統行事「相馬野馬追祭」にボランティアで参加しました。

総勢65名(OCAタイランドから16名、コモンビートの若者13名)

移動学校関係者は、清水先生、林、津田、菊地、中嶋でした。
津田さんは、相馬中村神社の馬の口取り役(1番ハードな仕事)
菊地さんは撮影担当、中嶋は相馬小高神社の行列担当でした。
38名が行列に参加し、残りの人がサポート隊になりました。
南相馬市の小高地区は現在も避難地域になっていて住民は帰れていません。
遠目から見ると日本の農村の原風景のような所です。緑豊かな山々、川のせせらぎ、神社を囲む杉の大木。
本来なら青々と稲が育っていただろう水田は雑草とまだ処理の進まない瓦礫に埋まり、家々にも店にも
人影が全くないのです。
小高神社の宮司さんは「もしOCAからの38名の参加支援がなかったら小高神社は武者行列を組むことが出来ず
今年の野馬追祭への参加を断念していただろう」とお話し下さいました。
今年の野馬追はほぼ例年の規模にまで戻り各地に避難している住民も一時的に里帰りして盛大に行われたとの
報道もありました。綿々と続くこの伝統行事がはやく本来どおり地元の方々で開催されることを祈るばかりです。
「涙を超えて」は福島市での懇親パーティーで歌うことができました。

福島で“涙を超えて”を歌う

相馬野馬追祭を支援する

今年の夏に福島県で行われる相馬野馬追(そうまのまおい)を応援しようという計画です。

相馬さんを始め高橋信幸さんたちOCAの方々が奔走されています。
海外から、何らかの形で東日本大震災の支援ができないかとの問い合わせに応える形として
相馬野馬追祭を支援(具体的なお手伝いの内容は調整中)させて頂く事になりました。
海外から友人を招いたり、若い人達(コモンビートのメンバー)にも参加を呼びかけています。

今年の本祭りは7月28日(土)と29日(日)です。

全日程は7月26日(木)〜30日(月)の5日間です。一部の参加もOKです。

参加される方は見学だけでも結構ですが、祭りに直接参加されて祭りを盛り上げて頂きたいとのこと。
順次詳しいことが固まり次第お知らせします。

今年の夏の計画をまだ決めていない方、里帰りなどで日本に帰国される方は日程を合わせて
是非福島で再会しましょう、打ち上げ会ではみんなで“涙を超えて”を合唱しましょう。

昨年の相馬野馬追祭りの映像

http://www.youtube.com/watch?v=McbzNmq_ee8&feature=relmfu

http://www.commonbeat.org/ (コモンビートのHP)

http://www.facebook.com/sohma.aid?sk=wall (相馬救援隊)

Back to ARCHIVES


Copyright © 2001-2020 [MRA国際移動学校&STUDIO AA] All rights reserved.