「シング・アウト・アジア」米国公演

昭和43年(1968)7月には、移動学校生徒、並びに韓国、タイ、香港、フィリピンなどからの参加者を含む約150名のグループが「シング・アウト・アジア」を結成し、アジアセンターの大ホールを使って演出・制作した上、パンアメリカン航空のDC8型機をチャーターして米国での公演に出発した。10月の帰国まで約3ヶ月間、西海岸のサンディエゴを皮切りに中西部、東部各州を巡演、22州、35都市を訪問、上演した。全米各地で非常な評判となり、大型バス4台、トラック2台を連ねて大陸を往復横断し、各都市で上演の際は全員民宿する一方、日本で原盤を制作したLPレコード4万枚余りを完売し、往復の航空機代、運送費など諸経費の大半を賄うことができた。こうした成果の背景には輸送から劇場、舞台・音響設備の設置、各地での民宿のアレンジなど、アメリカのMRA関係者による広範な支援があった。


ロス空港に到着した一行 拡大

シング・アウト・アジアの舞台より 拡大

シング・アウト・アジアの舞台より 拡大

ワシントン国会議事堂を訪問した一行 拡大

米国公演プログラム 18頁 PDF形式
 
 

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